エコー下ファシアリリース 掃骨的手法 注射針の太さ 注入量

O先生:今晩は、CM関節に負担のかからない注射のしかたを実践してみます。あまり注射の仕方を考えたことがありませんでした。27Gをよく使うので、25Gに代えた方が良いのかを悩んでおりました。

私:まず、自分が大事!ですね。27Gでも、抵抗がそれほどあるとは思いません。圧の高いところへ無理に入れるのでなく、少しずつ突っついて剥離して行くと、力いらないですね。鍼灸の掃骨的手法です。

O先生:最近先生のお言葉のおかげで、注射の仕方、一回で攻めずに、怪しいところは行ったり来たりして、ツンツクやっています。確かに、手の負担は少なく感じます。

私:この方が、痛みも少なくて効果的なようです。まさに私の最新テクニック。
同時に左手のプローベも動かして、縦断、横断像で怪しいところを鮮明にし、探しつつ、全て行います。

O先生:整形の臨床は大好きなので(エコー下注射するまで、余り好きではありませんでした)、少しでも患者さんの喜んでくれる顔が見たいです。よろしくお願いいたします。本日も、ラクロスというスポーツ(スパイクでするそうです)で、数ヶ月前より左足関節内側足根管付近の痛みが続いてしゃがむとつらいとのこと。圧痛部位に腱鞘炎ではなく神経の腫れがあるようで、左右差がありました。先生の1:4生食5CCで神経周囲から徐々に剝離でツンツクしました。直後よりしゃがめて痛くないと、にこにこ顔で帰って行きました。喜んでもらえて嬉しかったです。

O先生:エコー下注射する時の針の太さは?27Gが基本のようですが、25Gなど使い分けておられるのでしょうか?

私:現在はほぼすべて27G. 殿部の深い所用に、長い物も用意しましたが、最近は使ってません。30Gの短針もありますが、手掌など、これも、27Gでできています。

O先生:エコー下注射1カ所2.5CCが基本、しつこいと10CC 、当然、剝離するところ1カ所ということですね?上腕骨外上顆炎など余りたくさん入れると良くない気もしてあえて聞いております。

私:1カ所5ccぐらい使います。 2.5ccで済むこともあります。
筋膜、あやしそうなところは、いろいろな深さで剥離します。
たくさんいれて膨らんでも、たかだか、水ですから、すぐ吸収されます。
全然問題なし。

A: 改めて、nkteの方を見てみました。 これは現在でも通用する内容ですね。 >生活指導やテニスエルボーバンドを使用す...

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