コロナ肺炎の急激な重症化とサイトカインストーム

コロナ肺炎の急激な重症化は、そこでサイトカインストームが起こったと想像します。
サイトカインストームは免疫暴走による。
免疫が不安定、不正確で、炎症のコントロールができなくなっている。
すると、免疫機能も働かないので、患者はコロナウイルスの養殖場となる。
ウイルスは増え続ける。
実は、正常でも、炎症のコントロールは難しいことがある。
痛風の関節炎発作や、変形性関節症の関節炎もコントロールされていない炎症反応。
コロナ肺炎、インフルエンザ脳症も。
局所での炎症のコントロール不良が、肺や脳に起きる。
インフルエンザ脳症では、炎症に対して、現在、ステロイドパルス療法が勧められている。
新型コロナウイルスでも、若い人が稀に亡くなる。これは先天的に免疫系に弱点のある人と考えられる。
加齢でリスク上がるのは喫煙、高血圧、糖尿病などで、これらは全身に慢性炎症を引き起こしている。
妊婦のコロナ肺炎重症化の可能性は、妊婦が、免疫抑制状態にあるから。
BCGは免疫安定化に有効かもしれない。
イタリアの医療従事者の死亡は、ウイルスの変異の可能性と、疲労ストレスが免疫を不安定にしたことが考えられる。
従来の老人の肺炎死も誤嚥性肺炎の繰り返しと、血管の慢性炎症による免疫弱化、サイトカインストーム 、多臓器不全が原因だったのではないかと思う。
加齢で慢性炎症状態にあったり、体力低下があったり、免疫機能が不安定であれば、現時点では、重症コロナ肺炎は、天命と受け入れるべきかも。
この壁を乗り越えるには、ワクチンではなくて、サイトカインストームの防止、免疫系の安定化の研究が必要。
エビデンスはほとんどないが、私なら、コロナ感染したら、まずは葛根湯と補中益気湯を使うと思う。
ここで、ふと気付きました。

急激な重症化は、サイトカインストームのスイッチが入ったことを意味する、としたら

重症化する前から、血液検査などデータを集めておけば、サイトカインストームの発症メカニズムが解析できるかも。

高齢者を含め、あるいは高齢者で、ランダムに100名ほど追跡し、血液検査など毎日行い、重症化した群としなかった群の比較をしてみたいと思いました。

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